小アルカナペンタクル・地

ペンタクルのペイジ
Page of Pentacles

体とお金と仕事。ゆっくりで、確か。

正位置

学び・はじめての稼ぎ・まじめさ

逆位置

散漫・先延ばし・身にならない勉強

若者が耕された畑と木々を背にして立ち、両手で金貨を一枚支え持って見つめています。遠くには山が見えます。金貨を使おうとしているのではなく、これが何なのかを知ろうとしている目つきです。ペイジのカードは段階ではなく人物として読みます。学ぶ人、初めて手にしたものを大切に扱う人です。

初めて何かを学ぶ立場にいる人は、誰でもペンタクルのペイジになります。自分も、身近な誰かも。初任給をもらって初めて家計簿をつけてみる新社会人、仕事帰りに資格の勉強を始めた同僚、お小遣いを貯めて初めて口座をつくった甥っ子。まだ不慣れでも誠実で、小さなことからひとつずつ身につけようとしています。

逆位置で出たときは、その誠実さが散らばってしまいます。ひとつは計画だけ立てて始めるのを先延ばしにするほうで、講座の代金は払ったのに最初の回も見ていない状態。もうひとつはあれこれ手を出して何も残らない場合です。勉強はずっと続けているのに使いどころがないなら、こちらに近いでしょう。

今学んでいることの中に、今月中に実際に使えるものはありますか。あるならそこからつかめばいいし、ないなら範囲を絞るときです。

「初心者だからまだまだ」と読まれることが多いのですが、絵の中の若者は焦っていません。このカードが高く買うのは、実力より姿勢です。不慣れでミスが多くても、金貨を放り出さずに最後まで見つめています。

ペンタクルの8と一緒に出たら、学びが地道な練習につながっていきます。ワンドのペイジの隣なら、やる気はあふれているのに、手がまだ追いついていない状態として読めます。

ペンタクルのペイジ — タロット