月桂冠をかぶった人物が白い馬に乗って進んでいきます。彼が持つワンドの先にも月桂冠が結ばれています。まわりではワンドを持った人々が歩いてついてきます。凱旋パレードのような場面です。ワンドの6は、がんばってきたことが成果として表に出て、まわりもそれを認めるときを表します。
このカードが出るのは、たいてい認められる場面です。担当したプロジェクトが好評だったり、評価の場で名前を呼ばれたり、集まりで自分の意見が採用されたり。黙々と続けてきたことが、目に見える結果になる瞬間です。前に出てほしいと頼まれたら、あえて断る必要はありません。褒め言葉も手を振って打ち消すより、「ありがとう」と受け取っておくほうがいいでしょう。
逆位置で出たときは、たいてい評価が期待ほどには届きません。成果は出したのに手柄は別の人のものになったり、もらった褒め言葉が社交辞令に聞こえたり。逆に、小さな成果に浮かれすぎているときにもこの形で出ます。馬の上に長く座っていると、歩いてついてきた人たちが目に入らなくなるんです。
この成果に、誰の手が一緒に加わっていたかを思い返してみる価値があります。それがわかっていれば褒められても浮かれず、評価が遅れても寂しさが少し和らぎます。
「これで全部終わった」と読むとずれてしまいます。この人はまだパレードの途中です。成果が出たというだけで戦いが終わったわけではないので、すぐ次のワンドの7では、またワンドを構えて踏んばることになります。
戦車と一緒に出たら、押し切って手にした勝利なので、勢いがしばらく続きます。ワンドの7と重なれば、先頭に立った人を引きずり下ろそうとする牽制がついてきます。
