小アルカナワンド・火

ワンドの3
Three of Wands

やりたい気持ちと、手がける物事。熱く、速い。

正位置

広がる・待つ・規模が大きくなる

逆位置

遅れ・予想外れ・足止め

丘の先に、ひとりの人物が背を向けて立っています。地面には三本のワンドが立ち、その一本に手をかけたまま海を見下ろしています。海には船が何隻か。ワンドの2の男性が城壁の上で地図を見ていたなら、この人はもう船を送り出しています。始めたことが外へ広がっていき、その結果を待つ場面です。

ワンドの3が出るときは、たいていやるべきことはもう済ませています。応募書類を出した、見積もりを送った、初めてつくったものを売りに出した。ここから先は手を動かせることが減り、待つ時間が増えていきます。かといって、ぼんやり立っているわけではありません。あの船が戻ったら何をするか、思ったより話が大きくなったらどう受け止めるか、前もって描いておく時間です。

逆位置で出たときは、待っている結果が思ったより遅れて届くことが多いでしょう。計画が間違っていたというより外の天気が変わっただけなので、日程に余裕を持たせれば大丈夫です。ただ、最初から見込みを大きく取りすぎていたせいのこともあります。船を三隻送り出して十隻戻ってくるのを期待していたら、何が届いてもがっかりします。

待っているあいだに、自分にできることは本当にないでしょうか。意外とたくさんあります。次の段階の準備、連絡の整理、うまくいかなかったときの代案まで。

「もうすぐいい知らせが来る」とだけ読むと半分です。間違いではありませんが、この人はただ待っているのではなく、もっと広い海を見ています。戻ってくる結果よりも、その次の展開を考えなさいというほうに近いカードです。

世界と一緒に出たら、遠くへ出ていく話、海外やもっと大きな舞台につながる話になりやすいでしょう。ワンドの8が後に続けば、待っていた答えが一度に押し寄せてきます。

ワンドの3 — タロット