みんなを気づかうリーダー
空気を読むのに忙しくて、自分は楽しめませんでした
誰かの口数が減ると、真っ先に気づく人。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01全員の面倒を見ているうちに、自分が先に電池切れになりましたね
- 02「わたしは大丈夫」、大丈夫だったことなんてないじゃないですか
この結果になった理由
ENFJこんな人です
この人の目標は、最初から「みんなでいい旅にすること」。旅程を組む前に、グループLINEでそれぞれ何を楽しみにしているかを聞いて、海派ふたりと買い物派ひとりの希望を、うまく一日の日程に編み込んでしまいます。指示するリーダーではなく、気持ちをそろえるリーダーなんです。この人が一度調整しておけば、性格の違う人たちが集まってもガタつきません。もめごとの芽は、たいてい出発前にもう摘まれています。部屋割りまで誰も文句なく決まっているのは、おまけのようなものです。
雰囲気に敏感です。誰かの口数が減ったり表情がこわばったりすると、5分以内に気づいて、先に隣の席へ移ります。ケンカが大きくなる前にその場でさりげなくほぐす才能があるので、この人がいるチームは旅の間じゅう仲が崩れません。どこへ行ったかより、誰とどう過ごしたかが旅だと信じている人。だから何年たっても、この人との旅はいい思い出として語られます。
みんなの世話をしているうちに、自分が先にへとへとになります。みんなは楽しんでいるのに、ひとりだけ空気を読むのに忙しくて楽しめず、家に帰ってソファに溶けている日もある。人の気持ちは全部読むのに、自分の気持ちはいちばん後ろに回しているんです。「ちょっと疲れたから、休むね」。この人がいちばん言わない言葉です。空気を壊したくなくて先延ばしにしているのですが、実際に言ったときに空気が壊れたことは、ほとんどなかったはず。むしろ、みんな様子をうかがっていて、一緒にベンチに腰かけます。帰ってきて電池切れになっているのも、日程がハードだったからというより、そのひと言をずっとのみ込んでいたからということが多いんです。仲間のなかで、その言葉を先に言ってくれる人がこの人以外にいない。それが問題なんですよね。