感動の達人
感動は100回したのに、残った記憶はぼんやりです
看板ひとつにも「わあ」と立ち止まる人。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01やりたいことが多すぎて、どれも深くはできませんでした
- 02次の旅の話をしているうちに、今回の旅が終わりました
この結果になった理由
ENFPこんな人です
感動を惜しまない人です。午後4時の路地に斜めに差し込む光、夕焼け、読めもしない看板ひとつにも「わあ」と足を止める。その反応が演技ではなく本物なので、隣の人もつられてもう一度振り返ってしまいます。ふだんは淡々とした友だちでも、この人のそばにいると同じ旅がずっと濃く残る。同じ道を歩いても、ひとりで2倍見て、2倍感じている人なんです。
計画より、ピンとくるものについていきます。有名だからではなく、なんとなく惹かれて行くのですが、ふしぎとそれがたいてい当たるんです。知らない人とも壁がないので、ホステルの屋上で出会った誰かが旅全体のハイライトになることも。この人にとって旅は、景色よりもそこで出会った人や、夜中の2時まで語り合った話として残ります。旅程表には絶対に書かれない瞬間を集めるコレクター。帰ってきてからも、その人とまだDMをやりとりしているところまで、このタイプらしいんです。
興味が広がりすぎています。やりたいことがどんどん増えて、結局どれも深くはできず、帰ってから写真フォルダを見ても何をしたのかぼんやりしていることがある。感動はたっぷりしたのに、手元に残ったものがないんです。やりたいことをメモに書き出すとすぐ10行を超え、そのなかで最後までやったものは、ふつうひとつもありません。今日はひとつだけ最後までじっくり味わおう、と決めると残りの9つを捨てなければならないので、それがいちばん難しい。でもあとで思い出すのは、捨てた9つではなく残った1つです。旅の話をするとき、リストを知りたがる人はいませんから。もったいなくて10行をそのまま抱えて歩いたら? 10個全部を半分ずつだけやって帰ってくることになります。