心の支柱
みんなの不安は全部引き受けるのに、自分が崩れかけていることは最後まで隠す。
前から引っぱるより、心を動かして導く人。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01散らばりかけたグループを「一緒に行くよ」のひと言で引きとめる。
この結果になった理由
ENFJこんな人です
グループの心をひとつにまとめる人です。前に立って方向を示しはするけれど、それは命令ではなく説得なので、みんなは押されてではなく自分から動きます。事態がどこへ向かうかを読みながら、そのなかで誰が何を怖がり、何にすがって耐えているのかも一緒に見ています。
性格が合わず三日も口をきいていない二人を同じ班にして、最後には仲直りさせるのもこの人の役目。おびえて座り込みそうな人の肩をつかんで「きみが必要なんだ」と言い、また隊列に戻します。それぞれの得意を見抜いて持ち場に置く目があるので、ばらばらの個人がこの人の手を通るとひとつのチームになるんです。
方向と共感、その両方を片手に握っています。グループが恐怖でばらけそうなとき「わたしたちは一緒に行く」という感覚をつくり、それが言葉だけで終わらず、みんなが実際にお互いのために体を張るようにしてくれます。こうした結束は缶詰に負けない生存資源で、持ちこたえる日が長くなるほどこの人がグループの軸になります。毎晩たき火の前で、今日一日を一人ずつ順番に話す時間をつくったのもこの人です。
自分の気持ちが底をついていることには気づきません。みんなの不安を肩代わりしながら、自分が崩れかけていることは最後まで隠し、もめごとを取りなそうとして、必要な冷たい決断を先延ばしにします。みんなにとっていい人であろうとして、何も決められない瞬間も来るでしょう。自分の荷物を人に分けて持ってもらってこそ、この支柱も最後まで立っていられます。みんなが眠ったあと、ひとり見張りを買って出る夜が今週もう四回目なら、そろそろ誰かに任せるときです。嫌われる決断をひとつ下したくらいで、グループは案外ばらけません。声がかれるまで人をなだめておいて、自分は誰にも寄りかからない人です。