行動派の斥候
今日の突破に夢中で、3日後に水が尽きることは計算に入っていない。
考えるより先に体が動く。それが不思議と正解なんです。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01道がふさがっていたら、真っ先に体ごと突っ込む。
この結果になった理由
ESTPこんな人です
危ない場所に、いちばん先に入っていく人。長々と計画を立てるより先に体を動かし、目の前で起きていることにすぐ反応します。みんなが「どうしよう」を五回目に言っているころ、この人はもうドアを開け、廊下の奥まで確かめて戻ってきています。反射神経と度胸があるので、序盤の混乱期に行き詰まりが目に見えて早く解け、そのぶんグループは時間を稼げるんです。
シャッターの前でみんなが鍵を探しているあいだに、隣のビルの窓から回り込んで内側から開けてくれる。その一度の思い切りがグループ全員の逃げ道をつくり、生死の分かれ目を何度も越えさせてくれます。
先のことを心配して固まる、ということがありません。目の前の問題をひとつずつ素早く片づけるのがこの人のやり方です。危ないときほど頭が冴える体質で、みんなが固まっているときにひとり「とりあえず動く」人になります。消火器でもショッピングカートでも、手に取った物をその場で武器や足場に変えてしまう。エレベーターが止まれば階段、階段がふさがれば非常はしご。迷う時間はほとんどありません。
穴があるとすれば、その後のこと。いま突破する力は抜群なのに、三日後に水が尽きるという計算は頭になく、物資の整理のような地味な仕事はじわじわ後回しにします。ひとりで勢いよく飛び出して、グループのペースとずれ、隊列を乱すことも。ドアを蹴って出る前に「水、あと何本?」と一度聞くだけでいいんです。その一言があれば、序盤の活躍が最後まで続きます。振り返るのに三秒もあれば足りますから。ひとりで飛び出して戻ってきては「平気だったよ?」という日が多いなら、グループはもう何度か肝を冷やしています。