静かな守り手
むちゃな頼みにも「わたしが我慢すればいいか」で線を引けない。
いちばん弱い人のそばに、音もなく寄り添っている人。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01いちばん弱っている人に何が必要か先に気づいて、黙って満たす。
この結果になった理由
ISFJこんな人です
弱い人から気にかける人です。前に出るより、子どもやけが人のそばを静かに守るほう。誰が熱を出しているか、誰が夜眠れていないか、誰が笑顔の裏で崩れかけているかにいちばん先に気づき、目立たないように先回りして手を打っておきます。恩着せがましさのまったくないこの気づかいが積み重なって、グループに「ここでは見捨てられない」という安心が生まれます。
一晩じゅう熱を出した子のおでこの濡れタオルを替え続け、翌日は何事もなかった顔で自分の仕事をしている人。グループのいちばんもろい部分は、この人のおかげで長く持ちこたえます。派手な手柄はないけれど、この人が一日抜けるだけで、みんながどれだけ頼っていたかがわかるんです。
大げさなスローガンのかわりに、水ひと口、毛布一枚、「大丈夫?」の一言。そんな具体的な世話で、グループの弱い輪を守り抜きます。一度引き受けた人は最後まで責任をもつ粘り強さがあるので、このタイプがいるグループは、いちばん弱い人から崩れることがめったにありません。誰にピーナッツアレルギーがあるか、といった細かいことも長く覚えています。薬箱に解熱剤があと何錠残っているかも、この人がいちばん正確です。
心配なのは、行きすぎた自己犠牲。人を守るのに必死で自分の状態は最後まで隠し、先に倒れてしまう。理不尽な頼みにも「わたしが我慢すれば」で流し、断るくらいなら睡眠を削ります。そのやさしさにつけ込もうとする人の前では、特に危うい。自分の毛布まで人にかけて、震えながら眠る夜が続けば、結局は守る人がひとり減ってしまいます。今夜の毛布は、自分でかけてください。自分の分を守ってこそ、理不尽な頼みに「いいえ」と言う力も湧いてきます。