希望の伝道師
心は明日に、手はいつも新しいものに
無理そうな瞬間に「やってみよう」を投げかける人。そばにいると、絶望しにくくなります。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01無理そうなときに「とりあえずやってみよう」を投げる
- 02井戸を3つ、半分ずつ掘った
この結果になった理由
ENFPこんな人です
何より先に可能性を見ます。状況がどん底でも「あの丘の向こうに水があるかも」「あの船、また来るかもしれないじゃん」と言って、次の扉を開ける。疲れてぐったりしたキャンプにこの人がそう投げかけると、不思議とみんながまた立ち上がるんです。
絶望を押し返す楽観と、ない道を描き出す想像力は、漂流では水筒と同じくらい大切です。人が心から崩れていくのを防いでくれますから。
人にもう一度やってみる理由を渡せるのが、このタイプの強み。失敗したばかりの場所でも「今度は違うやり方でやってみよう」と本気で言える、数少ない人です。そのかわり、一か所にじっくり腰を落ち着けられません。
新しい可能性が見えると、昨日掘っていた井戸を置いてそっちへ行ってしまう。昨日は洞窟を広げると言っていたのに、今日はいかだをつくると言い出す。やりかけの仕事が増えて、今日どうしても必要な退屈な仕事はどんどん押し出されます。心はいつも明日にあって、手はいつも新しいものに触れている。可能性が開いているあいだは誰よりもわくわくしているのに、それをひとつに絞って最後までやり抜く瞬間が来ると、急に力が抜けてしまうんです。
だから崩れるのは、粘り強さが必要な瞬間です。十か所つついた穴より、最後まで掘った井戸ひとつから水は出ます。始めるのは誰よりうまいのに、その始まりが完成までたどり着けずに散っていく。それがこの人のパターンです。
今日掘る井戸をひとつに決めたら、明日見えてくるほかの道は断らなければならない。それがいちばん難しいんですよね。新しく掘った穴の隣に昨日掘った穴があり、その隣におととい掘った穴がある、という具合。昨日掘りかけた穴がいくつあるか、一度数えてみてください。たいてい、思っているより多いはずです。