物語を紡ぐ人
気持ちが乗らないと体が動かない
この島をひとつの物語として生きる人。貝殻ひとつにもいわれをつけます。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01貝殻ひとつにもストーリーをつける
- 02砂浜にSOSの代わりに詩を書いた
この結果になった理由
INFPこんな人です
この漂流を、自分のなかの物語に移して生きています。名前のない岩に名前をつけ、毎日夕焼けを長く眺め、この経験が自分に何を残すのかを静かに感じとっている。
見た目は穏やかでおとなしそうでも、内側にははっきりした価値観と自分だけの世界があって、それに触れることの前では意外なほど頑固です。誰もしないやり方で、この島を乗り切る方法を見つけ出す人。名前のついた岩は、もう七つくらいになっているはずです。
どんな状況でも本気さと感受性を失わないのが、このタイプの力です。人には見えない小さな美しさに気づき、それで心を支えている。問題は、その世界がときどき現実を押しのけてしまうこと。
気持ちが向かない仕事には体がなかなか動かず、もめごとが起きれば立ち向かうより内側に隠れてしまう。繊細な感覚と本気をどちらも持っているのに、今日すぐ必要なサバイバルの仕事ではどうしても遅れをとるのはそのためです。岩の名前は七つつけたのに、薪はひと束もない、ということもありえます。正しいと感じることには誰よりも粘り強いのに、心が動かない仕事は始める前から重い。今日どうしてもやるべきことと、やりたいことのあいだが、この人にはいつも遠いんです。
大きく崩れるのは、心と現実がばらばらに動くとき。水をくまなければいけないのに気が乗らないと先延ばしにすれば、その一日が本当に危うくなります。
気持ちとは関係なく、ただやることをひとつ決めておけばいいんです。日が昇ったら水くみ、日が沈んだら火の番、というふうに毎日同じ時間にやることとして。心が動くまで待つやり方は、島に来るまではけっこううまくいっていたはず。ここでは、待っているあいだに水筒が空になっていきます。