黙々と世話する人
さみしいことは黙ってのみ込む
目立たないように全部整えておく人。いなくなって初めて、その存在に気づきます。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01いなくなって初めて、その穴の大きさがわかる人
- 02「大丈夫」を一日20回言う
この結果になった理由
ISFJこんな人です
騒がずに世話をします。みんなが寝ているあいだに水をくんでおき、具合の悪い人の寝床を風の当たらないほうへ移し、散らばった物資を静かに片づけておく。まったく恩に着せないので、この人がいるあいだは何が整えられているのかさえ誰も知りません。
ところが、この人が一日いないだけでキャンプがぎくしゃくしはじめる。水筒は空で、薪は湿っていて、具合の悪い人の毛布は風上に押しやられている。そこでようやくみんな気づくんです。いちばん静かな人が、いちばん多くのものを支えていたことに。
こつこつと細やかに、大きな声ひとつ出さず、必要なものを正確に補っていく。それがこのタイプの力です。けれど、自分のことはどんどん後回しにしてしまう。人の世話に慣れているので自分のつらさは顔に出さず、寂しさがたまっても黙って飲み込みます。
もめごとを避けるために損な役回りを選ぶことがくり返されるのに、その損はどこにも記録されません。今日もいちばん小さな魚は、この人のお皿にのっています。誰かに気づいてほしいのに自分からは言い出せず、気づいてもらえない寂しさと言えないもどかしさが、内側で静かに一緒に積もっていくんです。
いちばん危ないのは、そうやって我慢した末にひとりで崩れる日。世話をしていた人が先に疲れきると、その人が担っていた静かな気づかいも一度に途切れます。
「わたし、つらい」と声に出して言うことが、このタイプにはいちばん難しい。言えば迷惑をかけると計算しているけれど、この人が倒れたあとにキャンプが払う代償のほうがずっと大きいんです。人の寝床を風の当たらないほうへ移してあげていたその手で、自分の場所も少しだけ移しておけばいいんです。