発明家
新しいアイデアが浮かぶと、やりかけのものはその場に置いていく
アイデアが尽きない人。毎日なにか新しいものをつくっています。
ズバリ言うと
認めたくないかもしれないけど- 01つくりかけの装置が島のあちこちに転がっている
- 02いかだの設計図だけ4枚目、いかだは0隻
この結果になった理由
ENTPこんな人です
この島を、危機というより実験室として使います。水はどうやって集める? わなはどこに置く? 合図はどうすればもっと目立つ? 頭のなかでアイデアが休みなくわいて、そのうちいくつかは誰も想像しなかったやり方です。
葉を編んで朝露を受ける装置をつくり、満ち潮を利用して魚を閉じこめる方法を考える。決まった答えに従うより、新しい道を切り開くことが楽しみであり才能なので、みんなが諦めた場所でこの人だけ目を輝かせています。
行き詰まった状況を打ち破るのに、この発想力にかなうものはありません。みんなが無理だと手を引いた問題を、角度だけ変えてもう一度のぞきこむから。そのかわり、ひとつのことを最後までやり通せません。作りかけの装置がキャンプのあちこちに転がっていて、もっと面白いアイデアが浮かべば、いまのものは未練なく手放します。
キャンプの隅には、編みかけの網がもう三つ。議論も好きなので、人がいれば「でも、なんでそうやるの?」でひと勝負始まって、そのまま手が止まります。頭はもう次のアイデアに行っているので、いまつくっているものが完成目前だということさえ退屈に感じる日が多いんです。
崩れるのは、完成が必要な瞬間です。奇抜な半分を十個つくるより、最後までつくった平凡な雨水受けがひとつあるほうが、島では飲み水になる。足りないのは発想ではなく、最後の10%。その10%は新しさがなくて面白くないし、面白くないと、この人の手は止まってしまいます。
ひとつだけ最後まで仕上げて、そこから本物の水がぽたぽた落ちるのを見たら、そこからは計算が変わります。それまでは、完成がなぜ大事なのかを頭でわかっているだけなんです。